目次
マスターシート
このシートには利用者一覧表形式になっています。請求ファイル必要なものだけを入力表示するようになっています。利用者の電話番号・住所等は請求には不要で表記をしていません。入力が必要なところはセルをブルー系の色を付けて判別し易いようにしています。
テーブルシートから転記するものはメニュー形式で入力できるように対応しています。詳細な使い方はシート内にメモ書きをしていますからそれも参考にして対応してください。CSVファイル・請求書データはこのシートのデータを集めて作成しています。主なマクロはこのシートから作動させるようになっています。
請求書シート
利用者単位で個人負担金を請求書発行できるようにしています。請求するシートに発行元名と印鑑を付与しておくとカラー印刷で請求書が作成できます。領収書も右側列に発行できるようになっています。請求書、領収書にはプレビューをつけていますので、印刷する前に確認ができます。
現在設定はA4用紙縦に3枚出力できるようになっています。これもVBA改修をして自由にレイアウトできます。現在は自費負担分を記入する欄がありませんが追加していただいてもよいかもしれません。施設系ではこれが必須だと思います。
CSVシート
このシートは実際の請求ファイルを可視化した内容です。1行目(緑色)がヘッダー行になります。2、3行目(橙色)は全体の請求内容をまとめた行となります(生活保護利用がなければ1行)4行目以降は利用者データが順次繰り返されます。
その最初の行(黄色)は利用者の情報が書かれています。その次行(水色)からはサービスの種類と回数等が記述されます。サービス種類個数分が記述されます。別表の行単位サービス内容と同じです。
最後の行(紫色)請求内容の取りまとめた内容です。ここまでが個人単位となります。
最終行(赤)はエンド情報です。
テーブルシート
区分、請求する自治体の番号、地域区分単価、サービスコード・単価、支援センター名・事業所コード・担当者名いれてマスターシートに反映させます。実際に使うサービスコードのみを記入すれば良いだけです。また使うコードはケアマネージャーから提供される提供票にあるものをコピーするだけです。すべてのコード表は厚労省のサイトに掲載されています。ここの内容を設定できるようになれば介護請求の勉強にもなると思います。
提供票シート
インターネット上にあったEXCELシートを加工したのものです。ポイントはセルA1に番号をいれると内容が利用者に対応した内容に変わるようになっています。つまり基本となるシートに番号を入れ替えると変わるように利用者の情報が必要なところに関数を入れてあります。関数はINDIRECTを使ってマスターシートの行を参照しています。セルA1はマスターシートの行数です。シート名は利用者を特定できる名前を付けて管理しています。シート名に空白があるとINDIRECT関数が上手く動作しないので、空白は無くして名前を付けて下さい。
提供するサービスに日毎に回数をいれてから別表作成ボタンを押すとマクロが作動して提供票別表にサービスごとの回数(請求には日付は関係なく回数だけ)、処遇改善等の点数金額が表記されます。
シートの左下には利用するサービスの候補が入力できるようにしています。私の事業所ではこの欄を使ってシフト表の日時・サービス内容と照合して自動入力するマクロを作成しています。
提供票別表シート
このシートもインターネット上であったExcelを加工したものです。
こちらも提供票と同様にセルA1に番号(マスター行番号)のをいれて識別しています。各表示もINDIRECT関数を利用しています。シート名に空白があるとINDIRECT関数が上手く動作しないので、空白は無くして名前を付けて下さい。
シート名も提供票と同様な対応をしています。計算は基本的に関数によって計算をしています。サービス毎に単価と回数の積をセルに式として入れてあります。切り捨て等も関数で処理していますので、セルをヒットして確認してください。VBAで提供票からのサービスの種別とトータル回数を求めて別表に表記しています。このシートは誤動作防止の為シート全体に保護をかけています。