けあピアノートとの接続機能追加(ダウンロードできます)

①けあピアノートとの接続を実際にサポートされているCSVソフトを使ってテストしました。(ダミーデータを使用) けあピアノートの訪問予実出力メニューより期間設定をしてからCSV出力ボタンを押します。ダウンロードフォルダーにCSVが作成されます。
先に請求用Excelを開いて、次にCSVファイルを開きます。Excelのテーブルシートの200行目付近の「実績シフトデータ貼り付け」ボタンを押すと、対象のファイル名が表示されます。ファイル名に間違いがなければ了解のボタンを押せば201行目からCSVファイルが自動で張り付きます。
内容を目視確認してOKなら、「実績シフトデータインポート」ボタンを押せば、各利用者の提供票の下段の実績のところに1が自動的に入力されます。これでけあピアノートの実績データが請求ファイルに反映されます。T列の実績フラグ1が付いているものだけが反映されます。これはけあピアノートでヘルパーさんが終了ボタンを押せば自動的につくフラグです。
請求ファイル側のマスターシートにある集計ボタンを押せばCSVシートに集計がされます。ケアピアノートを利用している場合はこのような操作の流れで請求用CSVファイルが生成されます。
現在テーブルシートの201行目以降700行まで対応できるようになっています。つまり1か月500サービスまで対応可能です。(変更も可能)

②請求用Excelファイルで利用者シフトを先に作成して、けあピアノートへCSVファイルをインポートできるようにもなっています。これはテーブルシートの201行目27列以降で対応できるようにしています。「予定シフトデータエクスポート」ボタンを押せば201行目以降にデータが張り付きます。「予定シフトCSV―OUT」を押せばディスクトップ上にCSVファイルが作成されます。このCSVファイルをけあピアノートシフト取り込みメニューより「登録ボタン」をおせばシフトの取り込みができます。

この場合、ヘルパー割付はケアピアノード側で行いますので、仮のヘルパーを全サービスに対応させて、CSVエクスポートします。仮のヘルパー名の設定は198行目AV列で設定するようにしています。

これで一人の仮ヘルパーの元に利用者全員の予定がインポートされます。ここから登録されているヘルパーを割付ればけあピアノートでのシフトが完成します。

また、スケジュール表(201行目以降)に直接ヘルパーの番号を入力すればケアピアノート側でそのままシフトが完成します。テーブルシート空きスペースにユーザーIDヘルパー名を登録しておいてコピペするかVLOOKUP関数を利用して入力してよいかもしれません。

シフト表を別のシステムで行っている場合は同じフォーマットにすればのデータを反映させることもできます。

③けあピアノートではIN・OUTの形式が全てオープンされていますので、Excelを利用して色んな機能をサポートすることができます。実績CSVから給与計算ファイルを作成する。シフト専用のExcelからケアピアノートにインポートすることもできます。
Excelを使いこなしておられる方なら、自社にあったシステム構築が可能だと思います。
またケアピアノート以外のシフトソフトをお使いの場合もテーブルシート201行目以降でのデータ形式でCSVファイルを作成すば、請求Excelのシフト実績自動入力が可能です。

◆変換テーブル
 請求Excelは利用者キーとなる値は被保険者番号です。ケアピアノート側ではユーザーIDです。その橋渡しをするのが、R131行目からの変換テーブルです。Excel側は被保険者番号・氏名R~S列の値。ケアピアノートはユーザーID姓・名・姓カナ・名カナT~Xまで。
これらを利用者の増減でメンテナンスする必要があります。利用者の住所一覧にこれらの情報を人まとめにしておいて、要介護等の介護情報を一元管理しておくとExcel間なら簡単にコピペ、マクロを利用した転記可能です。

◆サービスコード
Excel側では6桁のフル番号でサービスコードを表現しています。ケアピアノート側ではサービス分類(介護・総合サービス)・サービスコード種類・サービスコード項目の3つで構成されています。サービス分類は要介護、要支援の文字から判別をして0、1を付与しています。サービスコード種類は6桁番号の左2桁、サービス項目は右4桁を利用しています。従ってテーブル表にはExcel側の表記のみで、変換はすべてプログラム側で処理をしています。サービス内容の表記は両者で違っていても問題はありません。しかし、サービスが両システムに存在しないと自動変換が出来ないので、エラー表示がされます。

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